管理システム


オープンソースのホームオートメーションシステムHome AssistantをインストールしたマイコンボードRaspberry Piで,複数のセンサから送信されたデータを時系列データベースInfluxDBに蓄積し,データ可視化ツールGrafanaを用いて解析することができます.また,フローベースプログラミングプラットフォームNode-REDにより,スマートフォン等から簡単にミツバチの状態のリアルタイムモニタが可能です.IoT向の通信プロトコルMQTTで送信されるデータは,TLS/SSLにより暗号化されています.

Wi-Fiのない屋外の養蜂施設では,格安SIMを用いたモバイルルータを利用します.モバイルルータの最大接続数は10程度ですが,センサを常時接続させずに順次切り替えることで数十台の接続も可能です.また,電源が確保できない場合も考慮し,遠隔制御が可能なソーラー発電コントローラの開発も進めています.